「スペーススタンダード」はファシリティマネージメント(FM)を推進する上での基本となります。
オフィス移転、拡張、縮小をスムースに行う上での重要なキーワードです。
2022年度のザイマックス不動産研究所の調査(2022年)によると
貸借面積÷利用人数=12.09u
この数値を自社と比較してみてください。
平均より少なければ、少々窮屈なオフィスでしょう・・・増床、移転の検討
平均より多ければ、・・・・・減床、移転縮小の検討
この比較検討により適正なコストの把握も可能となります。
次のスタンダードを把握することにより、さらに質の高いオフィスつくりと運営管理が可能です。
@単位スペース面積標準(社員、管理者、役員室)
A業務支援標準(会議室、応接室等)
B情報管理スペース標準(倉庫、書庫)
C生活支援スペース標準(食堂、リフレッシュスペース)
D什器標準(机、椅子、キャビネット)などがあります。
問題点 | ニーズ | スペーススタンダード導入効果 | |
経営者 | ・点在する賃貸スペース ・コストの無駄、無理 ・不統一なオフィスイメージ |
賃貸スペースを正確に把握したい コストの最適化を図りたい CIを反映させたい |
戦略的オフィス統廃合の実施 オフィスコストの削減 オフィス環境の統一感の実現 |
社員 | ・窮屈なオフィス ・統一感のないオフィス |
よりよい環境で仕事をしたい 他のオフィスとの差をなくして欲しい |
オフィス環境の維持 オフィスの質の格差是正 |
総務部門 | ・煩雑なスペース計画業務 ・氾濫するレイアウト図面 |
効率的にオフィス管理をしたい スペース需要を正確に把握したい レイアウト・シュミレーションを効率よく行いたい |
オフィス所要面積の効率的な計算 レイアウト変更への迅速な対応 什器等オフィス資産の一括管理 |